“自己の尊厳は顔が守られてこそ守られる”という
考えから終焉の顔を守る冠紗が生れました。

冠紗

自分に授ける最後のご褒美。

金の輪をイメージした冠の周囲に、うす絹を金
糸で縫い付けています。お顔の尊厳を守るため
に生まれた軽く美しい冠紗です。
顔は絹の薄い膜に覆われ、母の胎内のように優
しく守り包まれます。立体的な形状の空間つく
りを研究しています。(特許出願中)

守る

全てをお守りすることが使命。

老いた顔、やつれた姿を他人に見せたくない、もの言えぬ故人の気持ちを察して紗を重ねました。
外は家人がお別れにめくれる紗、内は故人の尊厳を守るめくれない紗です。
冠には魔除けの意味の金箔の刻印があります。
冠紗は最後まであなたを守ることが使命です。
冠紗はあなたの最後のお守りです。

保護

現実から顏を守り保護します

空気中には見えない埃が漂います、亡くなった人
の顔は仰向けで、保湿や化粧が施され埃が付着し
やすい状態です。冠紗は空気中の埃から顏を保護
します。血液の循環が停止すると顔色は少しずつ
変化していき、納棺するころは、顔色の変色が進
んでいます。冠紗は絹ならではの優しい光沢で顔色の変化を隠します。

気品を保つためのデザイン

冠紗には3種類の丈があります。胸冠紗は肩、胸
元を被い闘病で痩せた身体であっても貧相にみせ
ません。また日本人の心の花「さくら」を散らし
たデザインは男性にも似合い厳かな気品を保ちます。
髪に悩む女性の方のために花冠紗があります。
30輪の桜が額を包み顔の尊厳を守り気品を保ちます。

気高く美しく魂の自由と尊厳を包む

羽衣冠紗は二種類のうす絹と金糸でつくります。
絹の張りと金糸の張りで、全身が軽く浮かすよ
うにくるまれて、絹の繭の中に眠るような安ら
ぎの空間をつくります。
お召物が何であっても故人の品格を保ち気高く
厳かな姿にみせます。

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